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トレーニング他

【2021年】Baseball Geeksで話題になった理論系記事トップ5!



目次
ネクストバッターズサークルで重いバットをスイングするとどうなる?
西武の開幕投手・髙橋光成は「疎さの自覚」をデータを使って乗り越える
【甲子園特集】動作分析から考える投球制限ルールと障害予防
スポーツ指導現場での罰は必要?選手のやる気を引き出す「動機づけ」とは
急激な方向転換は不利?ベースランニングで意識したいポイントとは
野球選手引退後は何をする?人生100年時代のアスリートの未来

『データやスポーツ科学を使って、野球をもっと面白くしたい!』というビジョンの元、競技者や指導者、トレーナーの皆さんに役立つ情報を発信してきたBaseball Geeksはおかげさまで今年で5周年を迎えます。
今回は、多くの読者から反響をいただいた2021年リリースの理論系記事トップ5を編集部が選出! 各記事の見所をそれぞれご紹介します!

ネクストバッターズサークルで重いバットをスイングするとどうなる?

通常のバットより重いバットを振ることの効果とは?

野球を観戦していると、次に打席に入る選手がネクストバッターズサークルでバットを二本持って振っていたり、リングをつけて通常よりも重いバットでスイングしている様子を目にすることがありますが、果たしてどのような効果があるのでしょうか。
関西大学・堀内元氏が、通常のバットと重さの異なるバットをスイングすることに関する即時効果について検討した研究を紹介し、スイングスピードや感覚、バットコントロールにおける変化の実際をデータで示しています。

西武の開幕投手・髙橋光成は「疎さの自覚」をデータを使って乗り越える

埼玉西武ライオンズの開幕投手・高橋光成のデータ論

2021年シーズンの開幕投手を勤め、自己最多の11勝を挙げた埼玉西武ライオンズ・高橋光成投手。験担ぎの長髪が話題にもなりました。
そんな高橋投手ですが、実は自身では「僕は本当に感覚が疎い人間です」とおっしゃっていました。感覚と数値化されたデータを照らし合わせることで、実際の投球にどのような変化があったのでしょうか。

【甲子園特集】動作分析から考える投球制限ルールと障害予防

投球制限で障害予防できるのか

「Baseball Geeks×甲子園~高校球児の今と昔、そして未来~」の連載、第二弾。投球のバイオメカニクスを研究しているネクストベース主任研究員の神事努氏に、肘の怪我について話を聞きました。
2020年春から、高校野球では投球制限のルールが追加され、2022年までの試用期間であることが発表されています。このルールによって高校野球はどう変わるのでしょうか。また、高校球児は何を考えるべきなのでしょうか。

スポーツ指導現場での罰は必要?選手のやる気を引き出す「動機づけ」とは

今だによく見かける、罰を与えたり罵声を浴びせるという行為

指導者が選手のミスに対して罰を与えたり、罵声を浴びせるという行為はいまだによく見かける光景ですが、この言動は、指導者自身のフラストレーションを発散しているだけのようなものも散見されます。
指導者には厳しく接する中でも、プレーの中から垣間見られる選手自身の主体性や個性を尊重する寛容さが求められるのではないのでしょうか。

急激な方向転換は不利?ベースランニングで意識したいポイントとは

走塁タイムを速くするための疾走方法

走塁は単純な足の速さ以外にも走塁タイムを速くするためのスキルや適した疾走経路が存在すると考えられます。本記事では、国立スポーツ科学センター・今若氏がスポーツ科学の実験から得られたデータに基づいて「走塁」について検討し、走塁タイムを速くするための疾走方法について提案しています。

野球選手引退後は何をする?人生100年時代のアスリートの未来

編集部珠玉の一選!

惜しくもトップ5内には入らなかったものの、編集部の印象に残ったこちらの記事を最後にご紹介。

野球を仕事にできる人はひと握りであり、プロになれたとしても早い段階で野球以外のことを仕事にして生活していく人がほとんどです。しかし「野球をやっていたからこそ今がある!」と思えるキャリアこそ、野球に長年勤しんできた価値なのではないでしょうか。100年時代と言われる人生をどう生きていくのかを自主的に考え抜く力が求められている、と株式会社BorderLeSS代表取締役・筒井氏は言います。

今後ともBaseball Geeksをよろしくお願いします!

今回は、多くの読者から反響をいただいた2021年リリースの理論系記事をご紹介しました。是非このオフシーズンの機会に新常識をインプットしていただき、今後のプレーに活かしてほしいと思います。
今後も引き続き、読者の皆さまと一緒に野球の未来を考え、共につくっていくことができるメディアを目指します。2022年もよろしくお願いいたします!

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Baseball Geeks編集部